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正面からの衝撃でキャブ(運転台)が大きく損傷していたため、取り外して固定治具にセッティングして修正。

フロントフロアメンバーやサイドメンバーなど内部骨格の曲りを修正してピラー(柱)やパネルを取替することで、可能な限り事故による物理的損失を小さくする。

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乗用車とおなじモノコック構造なので衝撃力を全体で吸収するため、正面の事故にも関わらず背面のパネルに影響が出ていることもある。

その損傷を修正せずに使用していくと、ドアの立て付け不良などで開閉の不具合や異音、雨風の侵入など、許容の限界を超える不具合をきたすことがある。

もちろんクルマの年式や走行距離、残価なども考慮しながら、可能な限りの復元を目指す。

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小型トラックの場合、大型トラックと比較してフレーム固定治具の取付場所が限定されるため、意外と手間暇がかかる。

今回は幸いにしてフレームへの損傷がなかったため測定のみで行った。

写真は測定治具を取り付けたところ。両端のプレートにスリットが設けられていてレーザーポインターを通すことで曲りや捩じれを測定する。